「ドラクエ11」PS4・3DSで発売!タイトル・プレイ映像も公開

7月28日(火)17時より、「ドラゴンクエスト新作発表会」開催。

その中で、ドラクエシリーズ本編の最新作となる「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」(ドラクエ11)も発表されました。

ドラクエ11の発売日は、2016年内を目指して開発中。
気になる対象機種は、プレイステーション4、ニンテンドー3DS、NXです。

シリーズ本編の最新作「ドラゴンクエストXI」

サブタイトル

ドラクエ11のサブタイトルは「過ぎ去りし時を求めて」に決定。
堀井さんによると、次のような意味があるそうです。

・シリーズ30周年の思いを込めて
・物語的にも時を絡めた内容

タイトルロゴも、ドラクエ1のドラゴンを反対にした感じになっています。
原点回帰しながらも進化させる、というイメージだそうですね。

オンライン?オフライン?

ドラクエ11は、オフラインのRPGとなります。

プロデューサーがドラクエ10の齊藤さんなのでオンライン?
と心配になるかもですが、ちゃんと1人でじっくり遊べるものになっています。

プラットフォーム

対象機種は、プレイステーション4とニンテンドー3DS。

ストーリーはどちらも、まったく同じものです。
でも、見た目のグラフィックはかなり異なり、それぞれ機種の性能や特徴を活かした表現方法になっています。

また、任天堂が開発中の新しいゲーム機「NX」でも発売を予定しているとのことでした。
(ドラクエ10についても発売予定)

開発スタッフ

  • プロデューサー:齊藤陽介
  • PS4版プロデューサー:岡本北斗
  • 3DS版プロデューサー:横田賢人
  • ディレクター:内川毅(うっちー)

スペックがまったく異なる2つのプレットフォームで同時に作るので、それぞれプロデューサーも違う人が担当しています。

ディレクターの内川さんは、ドラクエ9から堀井さんのシナリオアシスタントとして開発に参加。その後、ドラクエ10・モンスターズなどにも関わっています。

開発を担当するコアスタッフは、スクウェア・エニックスの社内メンバーですね。
加えて、PS4版はドラクエ10にも関わった株式会社オルカが協力しています。

ニンテンドー3DS版の方は、株式会社トイロジックが協力。
こちらも、ドラクエ10の制作に関わったゲーム会社です。

キャラクター

主人公

キャラクターデザインは、もちろん鳥山明さんが担当。
忙しい中、何度かボツになりながらも頑張って書いているそうです。

音楽

音楽の担当は、おなじみのすぎやまこういちさん。

堀井さんからのリクエストで、新しいバージョンの「序曲」を始め、多くの音楽をすべて新曲で書き下ろしているそうです。

PS4版の特徴とプレイ画像

とある王国の裏通りを歩く主人公。

見た目は、ドラクエ8を進化させたようなグラフィックですね。
操作ではジャンプもできて、低いところでは乗ることもできるそうです。

 

奥にある城壁?の上には、歩いているNPCの影が。
こんな感じで、かなり遠くを歩いているキャラクターの姿も見えます。

 

上層に上がったところです。
細い足場やロープの上を歩いたり、下層に飛び降りたりすることもできます。

 

こちらはフィールドマップです。
一面に生い茂った草や遠くの滝など、きれいに描かれています。

 

近くを飛んでいるのは、おおがらす(ドラクエ3)です。
戦闘はシンボルエンカウントのようですが、バトルシーンは公開されませんでいた。

 

岩場に登ってまわりを見渡している様子。
質感とかも、かなりこだわって作りこまれているようです。

 

橋の上から滝を見ている場面です。

こんな感じで作りこまれた、洞くつ、塔、山道などのバリエーション豊かなフィールドが用意されるそうです。(ギミックもあり)

ニンテンドー3DS版の特徴とプレイ画像

3DS版では、頭身の低いデフォルメされたキャラクターになります。

さらに、2画面でそれぞれタイプの違うグラフィックが表示されていますね。

  • 上画面:リメイク版ドラクエ7のような3D絵
  • 下画面:SFC時代のような、なつかしいドット絵

ふたつの画面は連動していて、スティックで操作して話すと上画面にメッセージが出ます。

 

十字キーで操作して話しかけると、下画面にメッセージが出ます。

 

フィールドマップも、町と同じように表示されます。
ただ、モンスターの表示方法は、ふたつの画面で違うようです。

  • 上画面:シンボルエンカウント
  • 下画面:ランダムエンカウント

 

バトルでは、おなじみのコマンド方式が採用されています。

スティックで操作して戦闘に入ると、ドラクエ8以降のような3Dの戦闘画面になります。

 

十字キーで操作すると、なつかしい2Dドットの戦闘画面に。
下画面の背景も、真っ暗になっていますね。

ちなみに、今回はギラの呪文も実装されているそうです。

 

イベントシーンも上下画面で連動しています。

下画面ではドット絵が動き、なつかしい吹き出しのアイコンなどを表示。
どっちを見ればいいか困るかもしれませんが、イベントは何度でも見られるような仕組みが実装されるそうなので安心ですね。

まとめ

シリーズ最新作「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」は、2016年内に発売予定です。

対応機種は、プレイステーション4、ニンテンドー3DS、NX。
変則的なマルチプラットフォームとなりましたが、PS4はもちろん、売上を考えるとやっぱり3DSの普及台数も無視できないですね。

より多くの人に遊んで欲しいという開発スタッフの思いです。
両方買って、3パターンのグラフィックを楽しむという遊び方も楽しそうですね。